今頃になって突然、結婚について考えてみようと思ったのは、たまたま結婚式への招待が続いたからなのかもしれません。先週は、山さんの所属する男声合唱団員の娘さんの結婚式に出席しました。明日からは、妻の弟の長男が結婚するので札幌まで行って来ます。なんと今日も結婚式の招待状が届きました。
結婚についての言葉も様々で、どのように解釈するかはその人によってまちまちだと思います。ただこんな結婚だけは願い下げですね。「結婚は、鳥かごのようなものだ。外にいる鳥たちはいたずらに中に入ろうとし、中の鳥たちはいたずらに出ようともがく(モンテーニュ)」とか「人は間違った理由で結婚し、正しい理由で離婚する(出自不詳)」です。モンテーニュさんには悪いが、結婚を鳥やかごに例えられたり間違いで結婚したりでは、いくらなんでもかわいそうでなりません。
退職してからは、なかなか結婚式に出席する機会も少なくホッとしているもののやっぱり若い二人の新しい門出に立ち会えることはいいものですね。二人を育てた両方のご両親の嬉しそうでいて淋しいような雰囲気を感じさせてもらい、二人の同僚や友人達のエネルギッシュな若さを分けてもらえる嬉しさに感謝の気持ちで一杯です。そんな二人にだけは、上記の言葉だけは理解して欲しくないと思います。
結婚式ではいろいろな言葉がお祝いとして二人に贈られますが、ここではそんな言葉とはちょっと違った三つの言葉を紹介します。
「完全な妻や夫を望んでいるなら、結婚しないほうがいい。愛し合って結婚しても、お互いに嫌な所や同意できない部分は残っているものだから(出自不詳)」という言葉はどうでしょうか?結婚して直ぐと言うのではないでしょうが、お互いに理解しあったつもりでも必ず嫌な所や同意できない部分は出てくることがあるものです。元々育ちや考え方が違うのですから、これは仕方がないことですので認め合うことが大事ではないでしょうか。
「結婚は自分に嫉妬の感情を丁寧に教育してくれた(作家・詩人:室生犀星)」この言葉は、どう解釈するかは山さんに分かりませんが、「嫉妬の感情を丁寧に教育しくれた」に夫婦愛の深さを感じる気がしてなりません。
「あらゆる人知のうちで、結婚に関する知識が一番遅れている(詩人・小説家・作家:パルザック)」この結婚に関する知識は、いくら事前に持ったとしてもそのまま生かせるものではなく、夫婦になって日々、二人で築き上げていくことこそが本当の結婚の知識であり、結婚の本当の意味だと思います。


