一月から十二月までの一年間を締めくくる最後の十二月・師走がついにやってきました。山さんも来年の四月で退職四年目に突入します。今年一年間を健康で過ごせたことに感謝します。「人の人生は三万日」という説があるそうですが、山さんは単純計算をすると約二万二千日近くを生きてきたことになり、一般的に残るのは約八千日(21年間)の寿命ということになります。
今回は「猫は家に付き、犬は人に付く」という言葉について考えてみたいと思います。実は、先月初めから家内の担当だった犬(雄の雑種:トトロ)の散歩を山さんが担当することになったことからこの言葉を思い出しました。
「猫は家に付き、犬は人に付く」とよく言いますが、猫はあんまり人間に愛嬌を振りまいたり人間の感情に敏感に反応するということが少ないかと思います。それに対して、犬は人間に愛嬌を振りまいたり、人間の感情を敏感に読み取ることが多く感心させられることがあります。
猫は住む家があればいいのであって、誰が住んでいようと関係が無いのだと思います。ネコ好きの方には反論があるかと思いますが、一般的な見方と思ってご理解下さい。一方、犬にとっては自分の面倒を見てくれている人が誰かによって懐き方や従い方が大きく違ってきます。犬はその家の主人(ボス)が誰かを瞬時に見分けて、一番よくその人に従おうとします。また、犬は躾け方で雑種も名犬になり、血統書付の犬も躾けなければ雑種にも劣ってしまいます。
山さんがトトロの散歩を引き継いだ時は、いうことを利かずただはしゃいでばかりでしたが、一日毎におとなしく従うようになり、今では何となく話すことまで分かっているのではないかとさえ思えてなりません。犬のトトロに「自分のご主人は、この人なんだ!」と正式に認められた気がして嬉しくなります。一緒に散歩をしながら犬のトトロに何かと話しかけている自分がいることに違和感を覚えないのです。だからこそ、犬と人間の素晴らしい多くの逸話があるのではないでしょうか?
山さんが小学生の頃の自宅には、常に犬が2~3匹、ネコが5~6匹もいたのですが、ネコだけは連れて来て膝に抱いたり、人が座っているとただ側に来て勝手に座ったりするだけで、あとは気が向けば人とジャレて遊ぶくらいでした。犬達はボールや棒を投げたのを取って来たり教えればいろいろな芸も覚えてその成長にビックリしたものです。
よく「あなたはネコ派?犬派?」という聞き方がありますが、山さんは間違いなく犬派だからこんな文章を書いたのでしょうか?だとしたらお許し下さい。
ネコも犬も私達人間にとっては、家族のような存在なのは確かなのです。


