2009.09の記事一覧

46.「父の恩は山より高く、母の恩は海より深し」

投稿者:山さん

September 28,2009

 7月と8月にこのコラムを休み、何故か調子が狂ってか?書く意欲喪失か?書く材料不足か?のいずれかの毎日でした。それにしても気が付けば、我が家の芝生内にある栗の木も熟して、たくさんの実を落として秋の終わりを感じる頃になっていました。久しぶりのコラムをこれからもよろしくお願いします。

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 今日は、日本で昔から言われている「父の恩は山より高く、母の恩は海より深し」という言葉について書いてみたいと思います。本当は父母と区別せずに「親の恩は山より高く、海より深し」なのではないかと思ってもいます。私達がこの世に存在するのは、良い悪いは別にしても、両親あってのことでありそのまた祖父母あってのことです。つまりは、先祖あっての現在の自分の存在なのです。

 父は85歳の誕生日を迎えた年に病気で亡くなりました。昔の高等小学校卒の父でしたが、小さい頃から「大学に行け!これからは大学に入らなければダメだ!」と言ってくれたおかげで、現在の自分が存在すると思って感謝の気持ちで一杯です。ただ、父とはいろいろな意味で考え方が違い、何かと衝突することが多く、今考えても自分の至らなさに反省の気持ちで一杯です。

 母は現在89歳ですが、老人性痴呆とアルツハイマー症状で近くのグループホームにお世話になっています。やはり高等小学校卒の母ですが、5人の子ども(男3、女2)を育てるために店を始めたり飲み屋に近いことをして、一生懸命に育ててくれました。忙しい中でも良く本を読んでいたのを忘れません。私達夫婦だけは覚えていたのですが、悲しいことにもう誰も分かりません。

 5人の子どもを育てるために、父と母が山より高く生みより深い愛情と慈しみを持って育ててくれたことに対して、自分はどれだけの愛情と慈しみを返せたのだろうかと反省する毎日です。たまたま長男のために、親と同居生活でしたので、他の兄弟(姉妹)よりは身近に接してきたのだけが唯一の親孝行なのかと自己満足をしているだけです。

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 それでは、親から受けた山より高く海より深い恩に答えているかと言われれば、大変恥ずかしいのですが全く自信がありません。その恩に少しでも報いたいと思って、毎朝、仏壇の前で父を拝み、毎週、母へ会いにグループホームへ行くことぐらいしかできない私です。そんな今の心境を書かせてもらいました。

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