Saturday, February 28,2009

39.「子ども達には、良い芽と悪い芽の二つがある」

投稿者:山さん

称号

 来週 この頃、日増しに春らしい陽気を感じる日々が続き、このまま雪が降らずにいてほしいと思っているうちに2月も今日で終わりを迎えます。多くの高校では明日の卒業式、中にはほとんどの中学校の卒業式と続き、新たな別れと出発の3月が始まります。

 2月の最後のコラムは、子ども達にバイオリンによる才能教育で有名な鈴木鎮一氏の「子ども達には、良い芽と悪い芽の二つがある。悪い芽を一つひとつ摘んでいくと、悪い芽がどんどん捻じ曲がって成長していく。逆に、悪い芽は無視して、良い芽のほうを褒めてあげると、良い芽がすくすくと育っていき、いつの間にか悪い芽の方が萎んでしまう」という言葉について考えてみたい。

 鈴木氏は常日頃、「音楽家を育てることが第一の目的ではない。立派な人間を育てたいのです」と口にしていたそうです。そして「純真で美しい心の子供が、やがて疑惑・不信・不正・憎悪・闘争の影を宿した大人になっていく。なぜだろう。美しい心のままに育てることはできないものか」という考えの下にバイオリン指導をして全世界に広まっていったと言われます。

 子どものみならず大人であってもその人の悪い点(悪い芽・欠点)を指摘されて喜ぶ人はほとんどいません。特に子どもであればなおさらです。普通の人間であれば、悪い点を指摘されると意識しなくてもへそを曲げて気が付かない所で欠点は大きく育っていくと思います。それよりは、欠点に気が付いてもそのことには触れずに良い点(良い芽・長所)を褒めれば長所はどんどん伸びて、短所はいつの間にか小さくなっていくというのです。

 この言葉は、特に子育て中の若いご夫婦、教育に携わる方々、人を育てる立場にある方々にも言えることだと思います。家族や隣近所、地域や人と人とのつきあい総てに言えることです。元教職にあった山さんは、全くその通りだと思っています。自分自身、そのように実践したかと言えば反省することばかりですが、出来るだけ子ども達や職員の良さを認める努力はしてきたつもりです。子ども達の褒められて喜んだ笑顔や目の輝きは本当に美しいものです。

 退職してからは夫婦のみの生活がほとんどですが、縁あって結婚した熟年夫婦にもよくよく当てはまると何故か納得しています。特に後半の「逆に、悪い芽は無視して、良い芽のほうを褒めてあげると、良い芽がすくすくと育っていき、いつの間にか悪い芽の方が萎んでしまう」を意識して、現在も日常生活で努力中であることを報告しておきたいと思います。

 大人にも良い芽と悪い芽の二つがあるんですよね!夫婦にも良い芽と悪い芽の二つがあるんですよね!親子にも良い芽と悪い芽の二つがあるんですよね!

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