Tuesday, March 24,2009

41.「三つのやさしさ」について

投稿者:山さん

称号

 今月20日には三沢市役所職員の人事異動、昨日は県内教職員の人事異動も発表になり、公共機関は新しい年度に向けて新たなスタートを始めようとしています。今の時期は、それぞれの職場で昇進や昇任、希望場所への異動等で喜ぶ方があれば、一方では昇進や昇任が叶わなかったり、希望していた場所への異動が出来ず悲しい思いをしている方、留任を喜び悲しむ方等、いろいろな人生模様が見えないところであったことでしょう。

 今回は、山さんなりの三つのやさしさについて書いてみたいと思います。これは現職の頃、よく講演を頼まれた時に話した内容ですが、やさしさには大きく分けて三つあると思っています。それは、積極的なやさしさ、普通のやさしさ、消極的なやさしさの三つだと考えています。

 第一の積極的なやさしさは、自ら周囲に気配りをして気がついたら直ぐにやさしくしてあげるやさしさです。大変にすばらしいやさしさではあるのですが、大変迷惑なことも多いし、その人によってはうるさ過ぎたりせっかくのやさしさが煩わしく負担になることもあります。何故なら、本人の気持ちを無視しての勝手なやさしさの押し付けだったりのことも多いからです。

 第二の普通のやさしさは、特別なことではなく自分がふと気づいた時にだけやさしくしてあげることです。相手にすれば、もっとやさしくしてくれればという物足りなさを感じるかもしれません。このやさしさも相手の受け取り方では、誤解をされることが多いかもしれません。要するに自分のやさしさの判断基準でしているのですからしかたがありません。悪気も何もないのです。

 第三のやさしさは、普通であればやさしさを発揮するべきなのですが、見て見ぬふりをしたり知らないふりをするやさしさです。ひどいと思うかもしれませんが、相手にとってはそうしてもらった方が助かることもあるのです。例えば、人前で嫌な事があった時や事情があって乱暴な言動をしていた時には知人に知られたくないこともあるはずです。

 出来れば、この三つのやさしさを日常生活で上手に使い分けたいものです。例えば、「私は第一のやさしさ主義です」では困ります。夫婦であろうと家族であろうと、職場や地域にあってもやさしさをその場によって使い分ける楽しさを味わうつもりで相手に対応すればいいと思います。やさしさの使い分けは、その人の人間関係によって大きく違ってくるはずです。

親しければ親しいほど、第一と第三のやさしさのかけ方のタイミングと度合いが大事ではないでしょうか。やさしさの基本は、相手の気持ちになって考えてみることで、相手が今どんなやさしさを臨んでいるかをその場で判断できると一番いいのですが、なかなか難しいですよね!

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