

師走を迎えた10日(木)、久しぶりに室内のワックス掛けを始めた。合間に外で作業をしていたら、自宅前の国道を年老いた女性が一人、この寒い日にコートも着ないで肩をすぼめヨタヨタと歩いていたのが目に入った。
妻に話して自宅に連れて来て話を聞くと「自分の家に帰るところで、足が痛くて疲れて寒い!」とブルブル振るえている。よく見るとサンダル履きのままでした。暖かいお茶を飲ませたら「暖まった!ありがとう!」と言って喜ぶ。
名前と自宅の場所だけしか分からないので、知り合いに電話すると「その方の実家も親戚も今はない」とのことで、警察に電話をして来てもらいました。
簡単に言えば、この方はあるディサービスからバスに乗って我が家の隣の町内のバス停(自分の生まれた町内)で降りて自宅に行こうと思ったが分からなくなり約4キロ以上を一人で歩いて来たのです。
北原白秋作詞『この道』の歌詞「この道はいつか来た道」ではないが、私達もいつこのような状態になるかも知れないと考えさせられた一日でした。「この道はいつか来た道、いつか来る道」で誰もが避けては通られない、年老いてから歩むことになるかもしれない道なのだとつくづく思いました。
私の母も数年前に一度、同じようなことがありましたので人事ではなく、お互い様だと思いました。でも無事で良かった!


