楽しかった!三沢基地航空祭
9月11日の日曜日に開催された三沢基地航空祭!
来場された皆さま、存分に楽しまれましたか?
三沢タイムズスタッフももちろん楽しみましたよ~♪
当日の来場者は、約8万人!(主催者発表)
人口が約4万人の三沢市ですが、航空祭当日は基地の中へ人口のなんと2倍!
とにかく人!人!人!人!人!人!で、すごかったですね。
ヴェイパーに注目!
さて、三沢タイムズではちょこっとマニアックに三沢基地航空祭を紹介しようと、今年のポスターの「ヴェイパー」に注目してみました。
↓この写真の飛行機から白い煙のようなものが出ています。
これが「ヴェイパー」と呼ばれているものです。
ジェットエンジンの排気が原因で発生する「飛行機雲」や、ブルーインパルスショーで出す煙とは違うものです。
高速で飛行する航空機の翼の上部や端を空気が通過するとき、その空気の気圧は急激に低くなります。
すると、空気中に含まれる水分が瞬間的に凝結して白く見えるようになるのです。空気が翼から離れて気圧が周囲と同じになると消えてしまいます。湿度が高いときによくみられる現象です。
スタジオジブリのアニメ映画「紅の豚」で、ポルコとカーチスの決闘の時に、ポルコの飛行艇の翼端からベイパーが発生して、マンマユート団のボスが「豚が雲を引いたっ!」と驚くシーンがありますが、現代のジェット戦闘機ではなくプロペラ機から「雲を引く」ほどの凄い飛び方をしているので驚いている、ということなのです。
当日は、ちょうどこのヴェイパーが発生しやすい環境だったので、「ヴェイパー」もりもりでした!
飛んでくれました!ブルーインパルス
2015年→雨、2014年→晴れ、2013年→雨、2012年→雨、2011年→晴れ、2010年→曇りと、雨が降ったり曇ったりする確率が高めな三沢基地航空祭ですが、今年は見事な秋晴れとなりました♪
昨年は悪天候のために実施されなかったブルーインパルスも無事に飛んでくれました!
↓これは「ヴェイパー」ではありません(^^♪
なんと!今年は、青森県出身のパイロット 越後三等空佐が、1号機の後ろに乗っていました!
八戸高校を卒業後に、航空学生を経てパイロットになられたようです。TACネームは”DANNA”。 たぶん、「越後の若旦那」→「旦那」→「ダンナ」→「DANNA」ということかと。
(※TACネームはパイロットのあだ名。通信の際に簡単簡潔、最速にできるように、という意味もあるそうです。トップガンでいうと「マーベリック」)
来年か再来年は、前に乗って素敵な演技を見せてくれることと思います。楽しみですね!
⇒航空自衛隊 ブルーインパルスパイロットページ
ブルーインパルスの整備員(通称:ドルフィンキーパー)の中にも青森県出身の方がいらっしゃいますよ。立花二等空曹。
⇒航空自衛隊 ブルーインパルスクルーページ
こんな風に手降ってくれると嬉しいですね~♪
毎年、サインや記念撮影していただくのに、長蛇の列ができるブルーインパルスのみなさん。
さっきまでアクロバティックな演技をしていたとは思えないさわやかスマイルでかっこいいですよね( *´艸`)
こんな素敵なTシャツの写真を撮らせていただきました!
来年も素敵な空を見られるのを楽しみにしています!今年もありがとうございました。
↑この演目は「バーティカルキューピッド」最後に矢を射ぬく瞬間まで目が離せません。 真横に(地面と平行に)ハートを描くものは「レベルキューピッド」といいます。
こちらでちょこっと紹介しています。
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